はじめまして、こんにちは。
理学療法士の村田育子です。
「痛みなど トラブルの解決・予防」をコンセプトに
パーソナルトレーナーとして活動しています。
「姿勢改善」「ボディメイク」も得意としています。
ありがたいことに現在勤めている病院では
整形のオペの見学をさせてもらえる機会があります。
というのも以前 私は
リハビリ病院と整形外科のクリニックに勤めていたのですが
そこでは手術を見学するチャンスはなく
(手術をやっていないので)
術後の患者さんをリハビリで担当する度に
手術…見学しといた方が良いよなぁ…
とずっと感じていたのです。
なので今回 転職活動したときは
「整形の手術を見学させてもらえるところ」
に絞って職探しをしました。
それで運良く今勤めている病院とご縁があり
整形の先生には本当に感謝しかありません。。。

ただ私は元々「血」が苦手で
(採血検査で失神したことがある💦)
初めて見学したときは
段々と自分の血の気が引いてきて途中から座って見学させてもらったりしたのですが汗
「百聞は一見に如かず」
とはまさにこのことでした。
それで
その感想をどこかに記録しておかないと忘れてしまいそうなので汗
このブログに書いてみることにしました。
ということで
今までで見学させてもらった手術7件の備忘録(ただの感想)
※ 特に有益な情報はありません!!
1)脛骨高原骨折に対するプレート固定
内視鏡で膝の関節面を観察してからプレート固定。
先生は躊躇なく関節の滑膜をジョキジョキ切っていて、
そんなにたくさん切って良いんだ…とびっくり。
骨の断面が真っ赤(血流がある)で、
白骨模型とよく触れ合っている身からすると改めて驚愕。
2)変形性股関節症に対する人工股関節全置換術
先生は大工さんのように股関節を置換。
3)大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換術
骨頭が大きくてなかなか取れず、苦戦。
そんなこともあるんだ…。
その後、人工骨頭の大きさを先生は入念に決めていた。
適当じゃないんだ…(そりゃそうか)
4)膝蓋骨骨折に対するワイヤー固定
骨折端に赤黒い物がたくさん詰まっていて、
それを取り除いてからワイヤー固定。
ワイヤーで膝蓋骨をグルグル巻き。
赤黒い物は血腫とのこと、やはり骨は白くないと改めて感じた。
5)大腿骨頚部骨折ハンソンピンオペ後の大腿骨頭壊死に対する抜釘と人工骨頭置換術
壊死した骨頭はツルツル綺麗で
これで壊死しているの?という印象。
「そんなツルツルなのに壊死してるんですか?」
と先生に聞くと
「触ってみろ」
と骨頭を渡され
押してみるとぐしゅっと潰れて中はスカスカだった。
術後は嘘のように痛みがなくなり
オペのメリットを死ぬほど痛感した症例だった。
6)大腿骨転子部骨折に対するガンマネイル
牽引ベッドを使って骨折部の転位を修正し
ガンマネイルで固定。
牽引ベッド、初めて見た。
レントゲンで骨折部を上からも横からも確認しながら転位を修正。
7)橈骨遠位端骨折に対するプレート固定
骨折の回旋転位をくし刺しで軸固定をして修正。
これもレントゲンで骨折部を確認しながら修正。
以上、現在の所 この7件を見学させてもらいました。
色々と学びがたくさんありましたが
改めて感じたのは
「先生も看護師さんも身体を張っているな…」
ということでした。
特にレントゲン透視下での骨折部の転位の修正では思いっきり被爆してしまうし、
ゴシゴシ手洗い消毒は絶対手が荒れて、私の手は耐えられる自信はありません。。。
術後リハを任されるリハスタッフの責任重大さを肌で感じたのでした。
ということで今日は私の備忘録でした☆
トラブルの根本原因の追究と予防
少人数制でしっかりフォロー
週1回の自宅での運動習慣に
ボディメイクの戦略立てに